「4月2日 世界172カ国がブルーに
ライトアップする理由を知っていますか。」
LIGHT IT UP BLUE !!
毎年4月2日は国連が定めた”World Autism Awareness Day” (WAAD) 世界自閉症啓発デー。日本では4月2日〜8日まで発達障害啓発週間です。キャンペーン中はオーティズム(自閉スペクトラム症/ASD/発達障がい)啓発のため世界各地のランドマークがブルーにライトアップされます。あなたもブルーを身につけて参加しませんか。
”LIGHT IT UP BLUE”は2010年からAutism Speaksが世界中に呼びかけ今では172カ国以上が参加するムーブメントです。隔年で国際会議が開かれ日本からも参加しています。
“ライト・イット・アップ・ブルー”キャンペーンは、日本においても福祉の枠を超えた多方面に渡る皆様のライトアップやイベント、アート展、ウォークなどを通じて周知されてきました。オーティズムのある人々を理解し多様性社会の中で共に生きるという新しい価値観に対する関心の高まりは理解や支援となり全ての人々が笑顔で暮らしていくことにつながっていきます。
(自閉スペクトラム症=Autism Spectrum Disorder=ASD ASDにはアスペルガー 症候群や発達障がいなども含まれます)
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4月2日はライト・イット・アップ・ブルーの日
このホームページでは皆さまとLIUB情報をハッピーシェアする目的でご提供いただいたお写真を掲載しております。
掲載されていない情報や掲載不可のお写真等がございましたら、world.happy.mamas@gmail.comまでお知らせくださいますようご協力お願い致します。
オーティズムのある子どもたちは共通して「見え方」や「聞こえ方」など、五感の一部または全てに特異性が見られます。
例えば文字が動いて見えたり遠くの音がまるで耳元でなっているように聴こえたり、逆にとても鋭い観察力を持っていたり。
このような感覚を持ち合わせているために、外側からは分かりにくいのですが、日常生活で大変なストレスがかかります。
一見不思議な行動は「苦手な感覚を回避しているのかも?」
私たちはこのような感覚を持っている方がいることをきちんと認識し、配慮した環境作りをしていかなくてはなりません。
オーティズムとは
ASD(自閉スペクトラム症)への理解は
ひとつのパズルピースから
Let's join LIUB2024
Light It Up Blue キャンペーン 全国各地の様子
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更新、削除などはhappyautism.wixform@gmail.comまでお知らせください。
ここでは皆様からご提供いただいたお写真を掲載しています。
ファイル名に付いている番号は都道府県番号です。
2023年のライトアップ詳細はこちらから
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首長リレー
LIGHT IT UP BLUEに参加します!
これまでに応援してくださった首長さまを掲載しています。首長リレーにご参加いただける際は是非お写真をお寄せください。
オーティズム(自閉スペクトラム症/ASD)は軽度から重度な状態がありアスペルガー症候群や広汎性発達障害が含まれ、学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)などが併存することがあります。
近年では、オーティズムの世界を体感できる機器が開発され、知れば知るほど想像を越えた世界で生きていることが分かりました。オーティズムがある人はその特性から必要な情報を聞き取り選ぶことや自分の中に取り込むのが難しい事があります。
次に起きることが予測しにくく不安感や恐怖感をもって生活しています。親も慣れていない子育ての時は特に大変です。
外出先でオーティズムのある子どもを連れた家族に出会った時、感覚過敏等のストレスで耳をふさいだり、大きな声を出してしまったり、困っている場面に出会った時は是非、温かく見守って欲しいのです。
その気持ちはきっとお父さんお母さんに伝わって緊張がときほぐされ、それが子どもに伝わって安心につながることでしょう。私たちはLIUBキャンペーンがそんな優しい気持ちを通わせ合うきっかけになればと願っています。
ASD・発達障がいのある子どもたちにSDGs目標4が大切な理由
SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」
日本では、自閉スペクトラム症(ASD)・発達障がいのある子どもは通常クラスに8.8%、12人に1人と言われています。特性は多様ですが、共通して見え方や聴こえ方など五感の一部または全ての感覚に違いがあります。
近年の研究でこの感覚の違いは、私たちの想像を越えた混乱の世界を作り上げていることが分かりました。必要な情報を選択することに困難を感じ、次の行動が予測できず不安の中で生活しています。
そのため配慮されていない環境下での学校生活は大変なハンディキャップが生じ、周囲の理解が得られない負担の大きさから二次障害を発症することもあります。
しかし、このような難しさがある子どもも感覚に配慮された環境(適切な教材や部屋の構成など)のもとでは様々な学びが可能になります。
SDGs目標4の「質の高い教育をみんなに」はすべての子どもたちに合わせた教育環境を整えることに言及しています。「12人に1人」のクラスで困っている子どもたち。彼らは少し違う学び方をする子どもたちなのです。
誰も取り残さない未来が1日も早く訪れますよう、この活動にご協力ください。
SDGsの「No one left behind(誰1人として置いていかない)」は、誰もが取り残されず活躍できる社会の実現を揚げています。
Light It Up Blue(ライト・イット・アップ・ブルー)キャンペーンは外見からわかりにくいために対応が遅れてきたオーティズム(自閉スペクトラム症および発達障がい)に光を当て、差別を解消しその特性に応じた適切な教育を受けることを当然の権利として享受できる社会を願い行われています。
オーティズム フレンドリーとは
オーティズムのある子どもは「感覚に配慮された」環境のもとでは安定し様々な学びを吸収することが可能になります。
また、日常でも初めての場所に行くなどの新しいことは簡潔な文章や写真などその子どもの特性に応じた支援で丁寧に伝え、本人が「見通しを立てられた」ことを確認してから行動するとそれが成功体験として将来につながります。
このように「感覚に配慮された」環境を「センサリー(感覚的)・フレンドリー」といい、加えて「見通しを立て る」という2つの点に配慮されていることを「オーティズム・フレンドリー」といい、両者ともオーティズムのある人の社会的 障壁を低くするものです。感覚の特異性は経験や成長を通じた学びとともに和らぐことはありますが、大人になっても持ち続けるものです。子どもの頃から療育を通して「見通しを立てるための情報を得る手段」や「感覚過敏を軽減する方法」などの学びの提供が重要です。LIUB キャンペーンが優しく気持ちを通わせ合う「オーティズム・フレンドリー」な社会作りのきっかけになればと願っています。